アクリルの特徴

アクリル素材は、プラスチックの一種です。加熱すると柔らかくなる樹脂に分類されます。削ったり曲げたりの加工がしやすく、プラスチック素材の中でも透明度が高いのが特徴です。店舗用ハンガーとしては一般的に木製ハンガーがメジャーですが、このような特徴からアクリル製にも根強い人気があります。

メリット

・高級感がある

アクリル製ハンガーのメリットは、何といっても高級感がある点です。素材の持つ透明感と、光が当たった際の反射が目を引き、アクリルハンガーが並ぶコーナーには特別感が生まれます。

・主張が少ない

アクリルハンガーは、その透明度のおかげで肩先の厚みが実寸よりも薄く見えるという特徴があります。同じ肩先の厚みでも、木製などのハンガーに比べると主張が少なく、お洋服を掛けた時に悪目立ちしません。

・様々な加工ができる

アクリルは加工しやすい樹脂のため多彩なバリエーションで成形できます。透明感を保ったまま素材自体に着色したり、違う色のアクリル素材を重ねて層にして成型したり、様々な加工が可能です。また、異素材を封入することもできるため、スチールハンガーをそのまま封入したハンガーも販売されています。

デメリット

メリットがあればデメリットも存在します。アクリル製ハンガーのデメリットは以下のとおりです。

・素材自体が重い

素材自体が重いため、持ち運びやよく掛け替えるようなアイテムには不向きです。また、フックとの接合部に本体の負荷がかかるため、木製やステンレス製などに比べて耐久性が低く、フック抜けのおそれがある点がデメリットです。

・衣類が滑りやすい

アクリル製ハンガーは表面がツルツルとしているため、衣類の素材によっては滑りやすいです。カーディガンやセーターなどは特に滑りやすいため、使用する際は滑り止めアイテムの使用や表面加工などの工夫が必要になります。

ブランドのコンセプトやイメージ、店舗の内装なども考慮しながら商品をキレイに見せるハンガーを選びましょう。また、OEMでオリジナルハンガーを製作することも一つの方法です。チャナカンパニーではハンガーをはじめ、お店創りに欠かせないアイテムの企画・提案・販売に対応しております。